The PEAKS ラウンド16 妙高 に参加しました。
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参加するかどうかの判断
台風10号が列島に近づいているとのことで、天気予報は終日雨。
曇りがメインになっている時もあり、当日までなんともいえない状態。
これがブルベだったらDNSなのだが、ThePEAKSは参加費も最強最悪で16,000円。
DNSするには参加費が勿体ない…
小雨程度なら許容範囲か…?
雨予報でも当日は曇りだったりすることもあるし…
あまり気は乗らないが行くことに決めた。
事前準備
雨予報だったのでメガネに撥水スプレーをかけておいた。
また、レインジェルを体に塗り込んでおいた。(腕、足、おなか)
このレインジェルはハッカの香りで個人的に良い匂いだと思う。
自宅~受付
前日23:00 自宅出発。
高速道路で3時間以内に到着予定。
0:35 湯ノ丸SAで早めの朝食をいただくことにした。
豚丼と蕎麦のセットを注文した。
ゴボウの入ったかき揚げが美味しい。
途中雨が降っていて嫌な予感がした。
妙高に着くと雨はやんでいた。
コンビニで胃薬を購入。ピークスライダーと思われる人が数名いた。
おにぎりやサンドイッチは棚が空になっていた。
4:10 駐車場に車を停め、スタート場所へ移動。
受付時、初参加の人向けに「初」というシールが配布された。これをヘルメットに貼り付けておけば、「この人初参加なんだ~^^」と温かい目で見てもらえることだろう。
一般参加者は第一グループ~第四グループで出走する。受付して車検を済ませた順だ。
既に参加者が並び始めている。
早めに出走したかったので車検を済ませて慌てて列に並んだ。
第1グループに間に合った。
スタート~CP1
会場入りした時はまだ暗かったが、ライトなしでも走れるくらいには明るくなっていた。
妙高は前日激しい雷雨だったらしい。
路面は濡れていたが、出走時は雨は降っておらず曇っていて走りやすい気温だった。
周りのスピードに遅れをとりすぎないように意識しつつ進んでいく。
参加者の目印として、グループごとに違う色のシリコン製のリストバンドが配布される。
自分の色と違う色の人達に抜かされ、やや焦りを感じる。
試走時通行止めになっていた場所は通行解除されているようだった。
CP1の戸隠キャンプ場は思ったよりも早く到着した。人がたくさん集まっていた。
カードに穴をあけてもらった。
時間に余裕はないので、トイレを済ませておにぎりを片手に早急に出発しようとしたのだが…
相方が「後から追いつくから先行ってて」とのこと。
どうやら補給物資をがっつり食べるつもりらしい。バナナやオレンジ、カレー、おにぎり、おやき、クッキー、色々あって魅惑的だ。
仕方ないので一人で出発した。
CP1~CP2
やや長めのダウンヒル。順調だが、違う色のリストバンドの人達に抜かされていくと焦りを感じる。前に人がいないと道が合っているのか不安になった。
おにぎりを食べながら走った。
そうこうしている間に相方に追いつかれた。
相方は過去2回ThePEAKSに参加し、2回ともフィニッシャーになっている。
しばらくして、CP2から折り返してきた参加者とすれ違った。
CP2は小川村役場。ここもエイドステーションがあり補給物資があった。トイレに寄り、補給物資のバナナやスイカ、おにぎりを食べた。
CP2~CP3
CP2を出発してすぐに雨がポツポツと降り始めた。
こうなってくると天気予報どおり雨が降ったりやんだりすることが予想される。
レインウェア(ワークマンのイナレム)を羽織った。
始めは小雨だったので、雨具を身につけるには時期尚早だったか?とも思った。
蒸れないのがウリのイナレムだが、蒸れて蒸し暑い。
雨によりヒルクライムで体力が普段よりも削られていく。
一旦やむかと思ったが次第に雨が強まってきた。
相方がどんどん先に行ってしまい姿が見えなくなってしまった。
再び一人で走行。
レインジェル効果とメガネの撥水効果は覿面。
次第に前が見えず目を開けていられないほどの大雨。
路面は川のような雨が流れている。
「DNF(棄権)しよう…」と思い始めた。
ただでさえ過酷なコースなのに、雨でさらに体力が奪われる。
靴の中がぐじゅぐじゅで気持ち悪い。
仮に雨があがってもこの状態で制限時間内にゴールすることは不可能だと思った。
CP3~スタートゴール
CP3(CP1と同じ場所)直前で相方が待っていてくれたので合流。
「DNFしよう、もう無理」と開口一番に言われた。
同じ気持ちだったので、CP3ではのんびり飲み食いすることにした。
CP3に到着、案外参加者がたくさんいた。
カレーが配布されていたので食べ、オレンジやジュース類もおかわりして食べた。
あまり長居しても仕方ないのでスタートゴール地点へ向かい、行きでヒルクライムした道をダウンヒル。
雨は小降りになっていた。体が冷えて寒さを感じた。
走っているうちに段々乾いてきたが、モチベーションは上がらない。
DNF
スタートゴール地点に戻ってこれたので、運営にDNFを伝えた。
豚汁が作られていたのでおかわりして飲み、おせんべいなどの食料を食べ、参加賞を受け取り、撤収。
去る時に次のコースCP4へ向かうと思われたのか、「頑張ってくださいね~」と声をかけられた。もう走る気はない…。
アルペンブリックの温泉施設。
走行中は時間に追われていたことや、雨天ということもあり1枚も写真撮っていなかった。
着ていた服は水を吸って結構な重量だった。
シャワーを浴び温泉に浸かりゆったり過ごしていると、再び外は雨が降っていた。
他の参加者達はこの雨の中まだ走っているのだろうか…
15時過ぎ、温泉を後にする。
peaksライダー達とすれ違った。
この人達は私が諦めたCP4~6を走ってきて、これからまさにラスボスへ向かうところなのだ…。
心の中でエールを送りながら妙高インターへ。
帰り道も雨が降ったりやんだりしていた。
16時ごろ、最後のコース笹ヶ峰でも大雨が降っていたらしい。
そんな中フィニッシャーになれた方々は、一体どれだけの体力と精神力を持ち合わせているのだろう…
次元が違いすぎる。
感想
そんなわけで初peaksは不完全燃焼に終わった。
無茶すると人生のリタイアをしかねない。
無事故で行ってくることができたのでよしとする。
半分は頑張ったよ…