初心者以上中級者未満

主に自転車のことなど。

【後編】ガーミン先生のトンデモコース

記事が長くなりそうなので前編、後編と分けることにした。

前編の記事はこちら。

chocolat-sucre.hatenablog.com

 

トンデモナイ激坂

 

アダルト保育園を後にし、山奥を走っていく。紅葉が綺麗で、雄川が流れている景色も良い。

不意に右折するようナビが案内。

どう見ても公道ではない、車が通れるかも怪しい道だ。斜度がえぐい。

 

立ちゴケした

自転車から降りて押していくべきだった。

いけるかも?と思ったのは、いまだかつてそのような激坂に遭遇したことがなかったからだろう。

無理だ!と思った時には既に遅い。「ウワアーーー!」と叫びながら立ちゴケ

ガシャーンと自転車は倒れ、しりもちをついてしまった。が、人っ子一人いない。むなしい。

ガーミンは斜度16%と表示していたが、どう見ても20%はあったと思う。自転車で登るなど不可能だ。というか、この道は本当に公道なのだろうか?

暗峠を完走できる人ならこの名もなき峠も走れるかもしれませんが…。

諦めて自転車を押しながら歩くことにした。

 

ヤギに遭遇

視線を感じて見るとヤギがこちらを見ていた。

写真をとったら横を向いてしまったが…。

右側に少し道路が写りこんでいる。こんな舗装されていないような道をロードバイクで走るなどとんでもない。

 

枯れ葉、木の枝だらけの道

いよいよ道が悪くなってきた。

仮に激坂ではなかったとしても、これだけ足場が悪かったらパンクの危険性がある。

シューズにクリートカバーをはめた。普段あまり持ち歩かないのに、今日に限って持ってきたのはこのことを予知していたのだろうか。

 

 
ようやくヒルクライム完了(押して歩いただけだが)。
立ちごけした時の自転車へのダメージを確認。

スタビライザーに装着していたボトルケージが…割れてしまった。
 

傷が…。
走るには影響ない程度の傷ですんでよかったと思うことにする。
打ったところの身体が痛むが、そんなことを言っている場合ではない。
 
下り坂も落ち葉や枝だらけ。車が通行したタイヤの跡だけ見えている状態。
なんと、道路の真ん中にはコケが生えている。
一歩間違えればとんでもないことになる。細心の注意をはらって慎重にダウンヒル
こんなところで転倒して打ちどころが悪ければ、誰にも助けを求められず熊の餌になってしまうだろう。
 

再びヒルクライム

公道とは思えない道から一転、ようやく道らしい道に出てきた。
富岡市と書かれた看板が出てきて、やれ一安心。
ダウンヒルを終えると再びヒルクライムが始まったが、今度はきちんと舗装されている綺麗な道だったので難なくクリア。
 

めんたいパーク

ヒルクライムダウンヒルを終え、市街地を駆け抜けていった。

世界遺産である富岡製糸場の近くを通ったものの、時間の都合で立ち寄れず写真も撮れなかった。

 

国道254号沿いを走っているとめんたいこのオブジェが見えてきた。

甘楽富岡3大パークの一つ、めんたいパークのお出ましだ。(3大パークとはサファリパーク、こんにゃくパーク、めんたいパーク)

道を迂回しないと行けず、写真を撮るだけのために無駄に遠回りして行った。

 

めんたいパーク

滞在時間は1分程度。写真を撮って速攻出発した。

 

中山峠

特に意味はないがなんとなく撮った。

峠というほどの峠ではない。

もう知っている道なのでガーミンなしでも帰れるが、一応ナビに従うことにした。

このままだと自転車の通れない道(国道17号)を案内されるのではと冷や冷やした。

中学校の近くを通過したため、下校時の学生がわんさかいた。

歩道は学生の群れ、車道は幅寄せや煽り運転を受ける。路肩には駐車している車。チャリダーには世知辛い。

 

帰宅

 

 

おめでとうございます!裏藤田峠でQOMになりました!だと…?

KOMがKing Of MountainだからQOMはQueen Of Mountainであろう。

区間リーダーボードを見たら、私ともう1人の合計2人だけしかおらんやん。

しかももう1人の方が走ったのは2018年。この5年間で2人しか走ってないんかい。

というか裏藤田峠がどこだったのかわからない。

 

とにもかくにも無事帰宅。

割れてしまったボトルケージを買い替えるか悩んでいる。

一応、フォークバッグをつける時に取り外したボトルケージがいるのでそちらに付け替えようと思う。

見知らぬ土地での峠は要注意だと感じた1日だった。

 

 

 

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